さよならグライダー
体調悪くは無いし視界良好
踏み出す一歩が難しいんだってわかっている
何回もやった自問自答
窓の外は生憎の晴れ模様
沈んだ心とは裏腹に
「明日にやろう」だなんて
上の空も立派になったな
自画自賛 現状Easyのまま
いつまでそこに座ってるんだLazy
さよなら 高く高く飛んだ
遠くまで誰もいないところまで
ずっと ずっと
もしまた会えたらあの日のように
笑いあってまた淡い夢を見よう
夕暮れの公園で宛ても無く彷徨った
小さな頃にあの大きな木の下で
未来の自分に送った手紙を日が沈む前に
埋めていたのを思い出す
手に取る泥だらけの箱
思ったよりも綺麗だったな
昔の自分の言葉が
今の自分に鈍く突き刺さる
さよなら
「あの日見た空の色はもう二度と来ないよ」と
言われたような気がした
零れ落ちるの掬うように
ただ木の下で呟いたんだ
時間が一気に過ぎたみたいに
ぽっかり穴が空いていたんだ
空白の何年か探すように
歩き出した
さよなら 高く高く飛ばした
未来へと続くように力いっぱい遠く
いつかその場所に辿り着いたら
「重かったのは始めの一歩だけだった」って
言うんだろうな
明け方の公園で宛ても無く歩いた
何処と無く似ていた
あの日見た空の色と
0コメント